ガソリンスタンドで効率よく稼ぐ方法
ガソリンスタンドでバイトをするにあたって、やはり気になるのは給与面。それも、時給面や働き心地などを考えた時にどれだけ効率よく稼げるのか、というのは重要な点になるでしょう。本記事では、ガソリンスタンドでお仕事をして、効率よく稼ぐには、どうすればよいのか、そのヒントをお伝えしていきます。
■効率よく稼ぐ方法はどういう働き方をしたいのかによって異なる
詳しく説明を開始する前に、少し前置きを。ひとくちに「効率よく稼ぐ」といっても、どういう働き方をしたいのかにより、その方法は異なってきます。観点としては、ダブルワークが可能かどうか、早朝勤務・夜勤が可能かどうか、という二点です。
●ダブルワークが可能な場合
ガソリンスタンドは24時間営業の店舗も多く、どこかの曜日・時間帯は人手が少ないために人手を欲しています。それだけに、シフトの希望次第と空き状況次第では、ダブルワークで他の仕事を昼勤、ガソリンスタンドで夜勤、またはその逆、といった入り方も高い確率で可能です。また、「フルサービスか/セルフサービスか」「乙四資格を有しているか」によっても変わりますが、例えば昼勤は体力を使う仕事なので、夜勤はセルフ・ガソリンスタンドで乙四資格を使って体力を使わないような働き方をする、ということも可能です。どういう仕事の組み方をしたいか、一度整理してみると良いでしょう。
ちなみに、乙四資格については、こちらの記事に詳しく説明しておりますので、ぜひご参照ください。
●早朝勤務・夜勤が可能かどうか
前段で夜勤について触れましたが、そもそも夜勤が可能かどうか、という点もあります。お子様がいるので早朝・夜勤は難しい、という方は夜勤の選択肢があってもしようがありませんね。ただ、早朝・夜勤が可能だと、ダブルワークであってもそうでなくても、効率よく稼ぐという点においては選択肢が増します。
■効率よく稼ぐための方法
それでは、効率よく稼ぐための具体的なポイントをお伝えしていきましょう。大きなポイントとしては、以下の四つです。
- フルサービス型を選択する
- 遠隔地を選択する
- 早朝・夜勤を選択する
- 乙四資格を取得する
順番に解説していきましょう。
■フルサービス型を選択する
まず1つ目のポイントは「フルサービス型を選択する」です。
ガソリンスタンドを給油などで訪れたことがある方はわかると思いますが、ガソリンスタンドはフルサービス型とセルフ型に分かれます。両者の違いは簡単に言うと、給油などの作業を店員さんがやってくれる形式か(フルサービス)、お客さんが自分でやる形式か(セルフ型)、という違いです。
実際は、来店時の誘導は店員差がやってくれるが給油は自分で、という形も有り、どこまでをセルフでやるのか、という点は店舗により多少異なります。ただ、おおむね、フルサービスは給油一つでも、来店時の誘導、給油、窓・ミラーふき、簡単な車内清掃、会計、退店時の誘導など、やることが多くなり、それだけ忙しくなりがちです。
しかしその分、時給を上げているところも少なくなく、同じ労働時間でもフルサービス型の方が効率よく稼げることになります。
また、サービスの一環で給油以外のものの販売、たとえばタイヤ、オイルなどの物販も行うケースもあります。物販を行う店舗の中には、その金額の数パーセントを報奨金としてスタッフに還元しているところもあるので、そうした店舗で働けば、より稼ぎやすくなります。物販は必ずしもフルサービスに限った話ではありませんが、フルサービスの方が必然的にしっかり接客しやすくなるので、そうした点でもフルサービスの方が効率的でしょう。
■遠隔地を選択する
二つ目のポイントは、一般的な住宅街などから遠く離れた場所、「遠隔地を選択する」です。従って、ご自身の家から遠い場所を選ぼう、というわけではありません。
ガソリンスタンドは全国津々浦々、いろいろなところにあります。そこでは人が働くので、その店舗から近い距離にどれだけ多くの人が住んでいるかが、人手の確保しやすさに繋がります。しかし、中には一般的な住宅地が近隣になく、人手の確保がしにくい店舗もあります。例えば、都市部ではなく田舎の山の方で車・バイク通勤でなければいけない場所や、港湾部で住宅地が近隣にない場所、などなどです。
そうした店舗は人手の確保に苦労しているために、時給を一般的な水準より高く上げているところもあります。通勤がそこまで大変でなければ、効率よく稼ぐために考えてみる価値はありそうですね。
■早朝・夜勤を選択する
三つ目のポイントは、「早朝・夜勤を選択する」です。
ガソリンスタンドに限ったことではありませんが、夜勤がある業務はやや人が集まりにくいこともあり、昼の時間帯と比べて一段階、時給が高く設定されています。前述のように、特に都市部のガソリンスタンドは24時間営業をしているところも多く、早朝・夜勤に入れる機会も少なくありません。ガソリンスタンドは早朝・夜勤は時給が上がる一方で、来客数も限られます。この点、夜間に商品の発注や入れ替えなどが発生するコンビニエンスストアと比べると、純粋に夜間はやることが減少する分、楽になる部分もあるでしょう。
■乙四資格を取得する
四つ目のポイントは「乙四資格を取得する」です。乙四資格は、「危険物取扱者乙類4種」のことで、ガソリンスタンドで重宝される資格です。危険物であるガソリンを扱うためには、乙四資格保有者の立ち会いが必要なのですが、給油を行うためには、シフトに入る人のうち、必ず一人はこれを保有している必要があります。
詳しい内容はこちらの記事(https://gasmanjob.com/journal/2021/01/12/otsu4shikaku-riyuu/)をご参照ください。
特に24時間営業のセルフ型店舗などは、この保有者が慢性的に不足しているため、時給を上げて優遇している店舗が多いのが実態です。
いかがでしたでしょうか。これらのポイントを押さえながら、ご自身の状況(ダブルワークが可能か、夜勤が可能か、などなど)を鑑みて、効率よく稼ぐためにはどうすればよいか、整理してみることをお薦めします。
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