ガソリンスタンドスタッフなら知っておきたい!燃料残量警告灯が点灯したら…
車を運転している方なら、「燃料残量警告灯」、いわゆる「ガソリンランプ」が点灯してとても焦った!という方もいらっしゃるでしょう。かくいう本記事の筆者も、高速道路走行中に警告灯が点滅したことも有り、ガソリンスタンドに入るまでの約20分間、戦々恐々とした覚えがあります。今回はこの「燃料残量警告灯」が点滅するタイミングについて、説明していきたいと思います。
■燃料残量警告灯の点灯タイミング
冒頭にある通り、筆者自身、「燃料残量警告灯」が点灯し、非常に焦った覚えがあります。おりしも高速道路走行中であったため、道路沿いのガソリンスタンドにすぐに駆け込むわけにもいかず、かといって断続渋滞の状況であったため、最も近い出口にたどり着くにも時間を要す状況であったため、できることは「頼むから切れてくれるな…」と祈ることだけでした。
もちろん、警告灯が点灯したからといってすぐにガソリンが切れてエンジンが止まるわけではない、と頭では理解していたのですが、果たしてそこからどれぐらい走行可能なのか、しっかりした知識もなく、また、走行中であったためスマートフォンなどで調べることも出来ず、緊張状態が続いていたのでした。(説明書を見ればよかったのですが、そこまで頭が回りませんでした)
筆者は最終的に目的地の高速道路出口が遠くはなかったため、そこから一般道路に入った後、無事にガソリンスタンドに駆け込むことができました。そしてその際、そのガソリンスタンドのスタッフの方と経緯について会話をした際、「一般的にはそこから50kmほど走る、といわれているみたいですよ」と教えて頂き、そんなに走れるの?!と驚いたものでした。
ちなみに、燃料残量警告灯というのは、上記の筆者の認識通り、実はその点灯時点では「即運転をストップしなければならないほどではないが速やかな対応が求められる状態」に類するものですので、走行できなくなるわけではありません。
燃料残量警告灯をはじめ、自動車にはいくつかの種類の警告灯が存在し、警告のレベルに応じて色分けがなされており、例えば最も警告の度合いが強い「赤色」の警告灯は「直ちに運転をやめ、安全な場所に停めて確認をしなければならない状態」、「黄色」の警告灯は「即運転をストップしなければならないほどではないが速やかな対応が求められる状態」であり、燃料残量警告灯はこの黄色に分類されるものです。なので、一定の距離はそこから走行可能である、というものであることは間違いありません。
実際の燃料残量警告灯の点灯タイミングは実は車種によって異なり、車の取扱説明書に明記されています。
例えば、
・トヨタ カローラフィールダー 8リットル以下
・ホンダ フィット 5.3リットル
※年式などによって異なりますので、必ず説明書を確認してください
などなどです。そこからどこまで走行可能かは、その自動車燃費性能や走行時の条件(停止・発信を繰り返す市街地では燃費性能が若干悪くなります)により異なりますが、概ね1リットル当たりの燃費性能を残量警告灯の残りガソリン寮に掛け合わせると、走行可能距離の概算は可能になるでしょう。例えば上記のホンダ フィットは燃費性能は1リットル当たり15km前後(ハイブリッド車種などはもっと良いようです)ですので、計算上は60km程度は問題なく走行可能なのでしょう。
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