タイヤ交換 どこでやるのがおすすめ??
自動車をお持ちの方で走行距離が多くなったり、年式が経ったりしてきているもので気になるのはタイヤのすり減り。地面に接する唯一の場所であるタイヤは安全性にも直結します。ではそのタイヤ子を交換するのはどこでやるのが良いのでしょうか。本記事ではタイヤ交換ができる場所とそれぞれの特徴、タイヤ交換のプロセスなどを、主にお店に依頼するケースを念頭に置きながら解説します。
■タイヤ交換を検討する際のプロセス
タイヤ交換の一般的なプロセスは以下のようなものです。
- 自分でやるか/お店に頼むかを決定する
- どのような業態のお店に頼むかを決定する
- 交換するタイヤなどを決定する
- タイヤ交換を行う
ここでは、ひとつひとつ、ポイントを押さえながら見ていきましょう。
■1.自分でやるか/お店に頼むか
車のタイヤ交換を行う際の最初に考えるべきことは「自分でやるか/お店に頼むか」。多くの方は自分でやる選択肢はなく、お店に頼むケースがほとんどでしょう。ただし、タイヤ交換は一般的な自動車整備資格が不要ですので、特に雪が降る地方でシーズンが変わるごとにタイヤを交換される方の中には一度チャレンジしてみよう、という方も少なくないはず。機材をそろえる、平地でやる、など、自分でトラブルなくタイヤ交換をするにはいくつかの条件が必要ですが、調べながらご自身でやるもの良いでしょう。
■2.どのような業態のお店に頼むかを決定する
自分でやらずにお店に頼むことを決めたなら、次はどのような業態のお店に頼むかを決めましょう。車の保管場所とお店との距離、などといった要素も無視できませんが、ここではタイヤ交換を担ってくれる一般的なお店とポイントを整理しておきます。
一般的にタイヤ交換を行える場所を、ガソリンスタンドから整備工場まで、「費用」「品揃え」「技術力」の三つの点で整理してみました。
費用 | 品揃え | 技術力 | |
ガソリンスタンド | 安い | 普通 | 普通 |
ディーラー | 高い | 純正用品などが○ | 専門スタッフのため○ |
タイヤ・カー用品店 | 普通 | 豊富 | 普通~高い |
整備工場 | 安い~高い | 普通 | 普通~高い |
・ガソリンスタンド…ガソリンスタンドは給油以外のサービスや商品の販売も行っており、その中にはタイヤも含まれます。特徴としては、費用が安い、ということでしょう。ただし、給油がメインでもあり、置き場所もスタッフも限られているため、品ぞろえも技術力も普通、といったところです。とはいえ、冒頭にもあるようにタイヤ交換は整備資格なども不要で自分でもできるものでもあるため、技術力はそこまで求める必要はないかもしれませんね。
・ディーラー…ディーラーは費用が比較的高くつく一方、お持ちの車に適応した自動車メーカーが直営であるため、タイヤを含めた純正の商品の品ぞろえはよく、そのメーカーに特化したスタッフがいるため技術力も高くて安心、というところが特徴です。また、ディーラーは引き続きの自動車の購入、ということも目的であるため、その他のサービスが充実している、ということもあります。
・タイヤ・カー用品店…タイヤ・カー用品店はタイヤやカー用品などの販売がメインの為、やはりタイヤの種類は豊富です。カー用品はカーナビやドライブレコーダーなど専門的な取り付け作業を行う必要も有り、必ずしも整備士資格を持っているわけではありませんが、タイヤ交換をはじめとした車を扱う作業にも慣れたスタッフが多いでしょう。
・整備工場…一般的なお店とは異なり、お付き合いのある民間の整備工場にお願いする、というのもひとつです。タイヤや機材など、前もって相談すれば事前に仕入れておいて、販売・取付してくれるケースもあります。チェーン店などと異なり、費用面も必ずしもルールでしっかり決まっているわけではありませんので、比較的安く済むこともあるでしょう。
■3.交換するタイヤなどを決定する
交換できるタイヤは車種によってある程度決まっていますが、中には選択肢がある場合も。ただし、概ね、サイズが決まっており、(これも選択肢がある場合もありますが)サイズを参考に決めていくことになるでしょう。
タイヤサイズは以下のような方法で確認できます。
・装着中のタイヤサイズを確認する…タイヤ側面部にある「195/60R15 86H」などの表記を確認します。最初の「195」はタイヤの幅(㎜表示)、その次の「60」は扁平率(断面の高さ)、「R」はラジアルタイヤ、「15」はタイヤの内径・ホイールのリム径(インチ表示)、「86」はロードインデックスといい、定められた条件下で、タイヤ1本あたりが支えられる荷重を示した指数のことを言います。気を付けたいのは前後でサイズが異なるケースがあるので、必ず前後のタイヤを確認するようにしましょう。
(画像出所)https://shop.autobacs.com/ja/matching-search/dressup?type=tire
・タイヤの空気圧ラベルで確認する…タイヤの空気圧ラベルは例えば一般的な国産車は運転席側のフロントドアを開けた開口部に貼られています。ただし、これは必ずしも装着中のタイヤの表記ではなく、新車時点での純正タイヤに関する表記の為、装着中のタイヤサイズも併せて確認するのが良いでしょう。
・取扱説明書を見る…ダッシュボードの保険証書などと一緒にいれているケースが多いと思いますが、説明書にも適正タイヤサイズが書かれている場合があります。こちらも参考にしてみましょう。
上記のような方法で確認した後、交換するタイヤを決定します。
■4.タイヤ交換を行う
交換するタイヤを決定すれば、あとは交換するのみです。タイヤ交換に要する時間は多くはタイヤサイズに比例し、目安としては、以下のような所要時間です。
・14インチ以下・・・30分から1時間
・15~17インチ・・・30分から1時間
・18~21インチ・・・1時間から1時間半
・22インチ以上・・・1時間半以上
また、
・車種や車のコンディション…軽自動車が最も早く、次いでセダン、ミニバンなどと続き、トラックが最も時間を要する。また、ドレスアップしている場合や、車高を低くしているケース、タイヤやホイールが特別な仕様である場合なども、時間がかかる要素になってきます。
・お店の状況…混雑している、スタッフの熟練度が低いなどといった場合も、時間を要します。
といった要素もタイヤの所要時間に関わってきますのである程度時間に余裕をもってお願いするのが無難でしょう。前もって日時を決められる場合には、オンラインで予約できるシステムを備えているところも少なくありませんので、そちらを活用すると良いでしょう。
(参考)・宇佐美のタイヤ交換サイト https://usappy.jp/as/tire/
■短期でガソリンスタンドの仕事を探そう
以上、タイヤ交換のプロセスについて見てみました。
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