自動車整備士として働こう! (後編)整備士になる方法と整備士の魅力
前編(こちら)の記事では自動車整備士は、自動車と、運転者を含めた乗車される方、そして自動車を取り巻く歩行者たち、みんなの安全を守るお仕事であることを確認したうえで、自動車整備士の仕事内容や就業先候補について確認しました。後編である今回は、自動車整備士になるためのプロセスやその仕事の魅力についてお伝えしていきます。
自動車整備士になるには
自動車整備士は資格が必要ですので、整備士になるには国土交通大臣の行う自動車整備士技能検定『学科試験(一級の場合は筆記及び口述試験)及び実技試験』に合格しなければなりません。そして、その資格取得を目指すにあたっては受験資格が必要です。入り口としては、大きく分けて、①実務経験積むことで受験資格を得て自動車整備士になる、②自動車整備学校に通って受験資格を得て自動車整備士になる、という二つのパターンがあります。
① 実務経験を積む
実務系経験を積んでから自動車整備士を目指す場合は、まず三級整備士を目指すことになります。その際、実務経験であれば何でもよいわけではなく、一定の規模と設備、人員を備え、地方運輸局より指定された「指定工場」や「認証工場」に勤め、そこでの実務経験を積んでおく必要があります。
三級の取得に必要な実務経験は1年以上で、1年を経過すると、資格試験を受験できる受験資格が与えられます。
② 自動車整備学校(専門学校)に通う
高卒以上の学歴がある方は、自動車整備士に通うことで、二級整備士を目指すことが出来ます。国が指定する自動車整備の専門学校を卒業することで、二級整備士の受験資格を得ることが可能になります。二級は三級と比べ、一般的な整備を一通りできる資格となるため、三級と比較して就職に有利です。
自動車整備士の魅力
自動車整備士の魅力は何といっても、「車を直接扱う仕事」というところでしょう。車好きな方にとっては、日々の仕事で車に関わることが出来る、というのはとても良い環境と言えるでしょう。それ以外には、どういった魅力・メリットがあるのでしょうか。
専門的な技術を身に付けられる・資格を取得できる
自動車整備士は資格が必要な仕事であり、三級~一級、そして特殊と、バリエーションがあります。それだけに、専門的な知識・経験を活かして、仕事をすることが出来ます。自動車社会を支える資格であり、なくてはならない資格だけに、一定の需要は確実に存在します。
最先端の技術に触れられる
自動車は、年々、進化し続けている技術の塊のような商品です。ここから先は自動運転車、電気自動車等、大きな変化が生まれつつ有り、変化が加速していく側面もあります。単に整備と言っても、奥が深く、常に新しい技術に触れられる機会があり、面白みがある仕事です。
ガソリンスタンドの仕事を探そう
以上、自動車整備士についてみてきました。ガソリンスタンドで整備士として働く、という道もあるのですね。
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