アルバイトの交通費、『出る/出ない』や『金額』の基準は?
アルバイトで働く際、多くの人が最も気にしているのが時給・日給などの『給与』条件です。また、給与条件と同様に、アルバイト・パートで重視したい項目のひとつとして『交通費の有無と金額』を上げる方も少なくないでしょう。少し遠方の通勤の際は、電車やバスなどの公共交通機関、またはバイクや車などで燃料費をかけて通勤されるケースもおありでしょう。今回は、アルバイトの交通費が出る/出ないや、出る際の条件などを深堀したいと思います。
■アルバイトの交通費は会社規定で決定する
アルバイトの交通費の支給があるか、および金額は、各会社の規定で決まります。
実は法律では、従業員の交通費の支給について、明確には定められていないのです。
アルバイトの交通費については、求人広告や求人票などに記載されていることが殆どですので、各求人広告の求人票などをしっかり確認するようにしましょう。明確に定められていないとはいえ、おおむね以下のようなパターンに分類されます。
① 交通費全額支給
② 月々○○円まで支給(上限額がある場合)
③ 勤務日数が○○日以上の場合支給(条件付き支給)
このように記載されているケースが多いですが、中には「交通費支給」などのように詳細が記載されていないケースも散見されます。その場合は、会社に問い合わせたりサイトを見たりするなどして確認するか、面接時に確認するようにしましょう。
また、交通費が出る場合でも、多くの場合、勤務地から自宅等、通勤ルートや実際にかかる費用を明確にしておく必要があります。会社の規定上、交通費に関連する情報を書類で整理する場合が多いからです。今はネットでも電車やバスの運賃などを調べられますので、公共交通機関の場合はそれに基づいて申請するとよいでしょう。バイクなど燃料費などがかかる場合は、計算方法を教えてもらい、それに基づいて試算します。
以下、交通費の金額の確認や支給方法など共に詳しく見ていきましょう。
■交通費の支給はどうやって行われるの?
交通費は以下のような手順を踏んで支払いが行われます。
1. 交通費を事前に申請する
・交通費を最短ルートかつ最小費用で算出する
・最短ルートに基づき交通費を書類などで申請する
2. 交通費支払いまで立て替え払いを行う
3. 交通費支払い日に支払いが行われる
順番に解説しましょう。
1.交通費の申請
交通費の申請は前述したように、多くの場合就業前や就業開始日に行いますが、いくつかのルールがあります。
そのうちの一つは、「交通費は最短ルートかつ最小費用で算出する」というものです。
例えば、「徒歩で通える場合に乗らなくても良いバスを利用する形を装う(実際は乗らない)」という場合や、最寄り駅から2駅で到着する場所なのに、迂回してやや遠い駅を経由する形で申請する(実際は経由しない)」という場合等は、当然ながらNGになります。実際に使わない交通ルートで、かつ最小費用のルートより上乗せで請求した場合、アルバイトでも責任を問われるケースがありますので、注意しましょう。
ただし、例えば、
・ある時は学校から勤務地へ直行して、電車で片道400円かかる
・ある時は自宅から勤務地へ向かい、電車で片道200円かかる
等の場合は、実際に要した費用を請求できるケースももちろんあります。実際にかかってくる分はルール上問題ないので、細かいルールを含めてきちんと確認するのが良いでしょう。そうしたルールにのっとり、最寄り駅等を書類に記入し、申請する場合が多いでしょう。
2.交通費支払い日まで立て替え払いを行う
多くの場合、交通費は事前に会社から振り込まれたり渡されたりするわけではなく、勤務日数やかかった金額に応じて事後に振込になります。なので、特に勤務地まで遠い場合などは、交通費がそこそこかかる場合もありますので、交通費がどれぐらいかかりそうか、事前に把握しておくと良いでしょう。
ちなみに、交通費は大半のケースで給与支払いに合わせて支払われます。給与とあわせた総額が給料日に振り込まれることがほとんどですので、その日を目安として、計算すると良いでしょう。
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