ガソリンスタンドに応募する時に確認しておきたいこと
ガソリンスタンドで働くことを検討されている方が、応募先として検討している店舗に対し、事前に確認しておくべきことはあるのでしょうか。今回の記事では、事前に確認・認識合わせしておきたいことについて触れていきます。実際に応募する際の参考にしていただければと思います。
■ガソリンスタンドの応募時に確認しておきたいこと
一口にガソリンスタンドと言っても、多数の店舗があり、それぞれ求人の有無、シフトの空き状況、給与や待遇、休みの日など、それぞれ制度が異なります。細かな違いはここでは網羅しきれませんが、多くのケースで共通する、重要なポイントは以下のようなものです。
- 仕事内容の確認
- 勤務日数・時間帯の確認
- 交通手段や交通費の確認
- 研修期間を含めた給与の確認
ここからはそれぞれ具体的に説明していきましょう。
■仕事内容の確認
仕事内容の確認、というと、当然のことと思えるかもしれません。しかし、実際、細かいところまでお店側から伝えきれていないケースや、応募者側の認識が実際の仕事と異なっているケースなどがあり、勤務開始後にお互い「こんなはずではなかった…」ということも散見されます。
以下は、実際の求人情報の例です。
≪求人原稿例≫
●仕事内容
・給油
・接客業務
・安全走行点検
・洗車 など
いかがでしょうか??
これですべての仕事のイメージが細かいところまでつくかというと、そうでない人の方が多いでしょう。具体的に給油は何をやるのか、様々な業務の中でどれが主になるのか、点検とは自分ができる業務なのか…気にし出せば、きりがない部分もありますが、ある程度確認することで就業後のイメージギャップも少なくなりますので、気になる部分は確認する方が良いでしょう。
■勤務日数・時間帯の確認
勤務日数や時間帯はそれぞれの応募者ごとにさまざまな希望がある一方、受け入れ側の店舗も希望があります。応募者ごとの希望は、例えば、
・学生 … 授業終了後の平日夕方以降と休日
・主婦 … 平日朝~夕方まで
・乙四有資格者 … 夜勤中心
等といった形です。
また、同じ学生でも、高校生と大学生であれば動ける曜日・時間帯は異なりますし、通常時と長期休暇時では、入れる日数が異なってくるでしょう。応募者が確認したいのは、まずはそうした希望を数か月先まである程度出しておく、ということです。具体的に3か月先の何曜日・何時まで、ということを出す必要はありませんが、例えば1か月後から夏季休暇に入り、勤務可能時間が伸びる場合や、あるいは友人との旅行などが入っていてどうしてもだめな日がある場合などは、まずは自分の中で明確にしておく必要があります。その上で、店舗側の希望とすり合わせをし、折り合いをつけていく必要があります。
これら事前に見えている予定、勤務日・時間帯については、面接時、もしくは応募時に認識をすり合わせておくのが良いでしょう。応募者から切り出すのはマイナス評価になりはしないか、と心配になるかもしれませんが、「しっかり貢献したいので、事前に曜日・時間帯について希望をお伝えさせてください」と言えば、お店側もむしろ好感を持って聞いてくれますし、事前に伝えること自体が信頼感に繋がります。お店側にとって一番避けたいのは、繁忙期に突発的に休みを取りたい、と言ってこられ、急遽シフトの調整をしなければならなくなるようなことです。事前に分かっていることがあれば対応が可能なので、ある程度先だって伝えれば問題はないでしょう。
■交通手段や交通費の確認
勤務地までの交通費や交通手段なども、事前に確認しておくのがベストでしょう。
まず交通手段については、店舗の敷地が広く、従業員用の車やバイクを駐車できるスペースがあるようであれば、車・バイクなどでの通勤を許可している店舗もあります。公共交通手段でのアクセスが悪いなど、ご自身の車・バイクなどでの通勤が就業の前提になる場合や、そうでなくても希望する場合は、事前に確認しておきましょう。
また、交通手段がどのような形になるにせよ、交通費の考え方も事前に確認しておきましょう。電車の場合は「往復の電車賃で上限○○円まで」「全額支給」など様々な形がありますが、特に車・バイクなどはガソリン代などを持ってくれるのか、その場合の計算方法はどうなるのかなど、少し細かい確認をしておいた方が良いケースもあります。天候状況やその他の事情によって交通手段を日によって使い分ける可能性がある場合は、可能性のある交通手段について、事情を説明したうえで確認するようにしましょう。
■研修期間を含めた給与の確認
給与に絡むところで特に事前確認がないまま就業日を迎えてしまい、後でトラブルになる可能性があるものとしては、「研修期間の有無と、研修がある場合の期間と給与額」です。これも事前に確認しておくのが良いでしょう。
研修期間がある場合、研修期間の給与が研修期間終了後の給与と異なる場合があります。その場合、募集原稿に
・研修期間の有無
・研修期間(例:「1か月」、「3か月」など)
・研修期間の給与額(例:「研修期間も給与は同額支給」、「研修期間は給与○○円」)
といった具合に記載されていることがほとんどです。ただし、制度変更や表記漏れなども可能性としてありますので、事前に確認しておきましょう。
お金周りのことになるので、「応募者側から確認するのは気が引ける」という方もいらっしゃるかもしれませんが、雇用する側からすると「応募者が確認するのは当然」と思っているケースがほとんどですので、事前に確認させてください、と丁寧に質問すれば、全く問題ありません。
いかがでしたでしょうか。特にアルバイト経験が少ない方、初めてアルバイトに応募する方などは、分からないことがあっても何を聞けばよいのか、あるいは聞きたいことがあっても聞いてよいのか判断がつきづらいものです。そうした方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■ガソリンスタンドの仕事を探そう
『GASMANjob(ガスマンジョブ)』 https://gasmanjob.com/ は若い方からシニアの方まで、未経験から経験者、有資格者まで、ガソリンスタンドで働きたい人のための求人サイトです。日本全国のガソリンスタンドの給油・接客、セルフスタンドの監視業務等、パートやバイト、正社員の求人情報が満載ですので、是非ご覧になってみてください。