バイト履歴書の書き方ガイド
求人情報サイトなどで求める条件に合いそうなバイト先候補を見つけたら、次はいよいよ応募の段階。その際、書類審査があるバイト先では「履歴書送付」、あるいは面接時に「履歴書持参」を求めるところも少なくありません。バイトの履歴書を書くには何を書けばよいのか、ここで整理していきましょう。
■バイトの履歴書 基本的な書き方
履歴書は記入欄が決まっているので、基本的な書き方さえ押さえておけば、迷うことはありません。では、その基本的な書き方とは何でしょうか。以下の点は、押さえるようにしておきましょう。「たかが履歴書、中身を見てもらえれば分かる」では結果が出ないことも十分あります。バイト先の面接官が履歴書や面接で判断したいのは、「うちの店・会社の一員として戦力になってくれるかどうか」。その意味で、社会的な常識があるか、ということも重要です。履歴書の書き方ひとつで社会的な常識があるかどうかを図られることにもなりますので、基本をきちんと押さえましょう。
・黒いボールペンで記入しよう。青や赤、緑など、カラーペンでの記入は読む方にとって非常い見にくい場合があります。また、鉛筆や消えるインクのペンも、しっかり読み取りにくい場合があるので避けましょう。
・事実だけを書くようにしましょう。面接でつっこまれたり、仮にそれで面接に通っても、事実でないことが書かれていた、と認識されたりした場合、大きく信頼を損ないます。
・丁寧に記入しよう。字が上手でなくても構いません。丁寧に書き、書いていることが相手にしっかり伝えるようにしましょう。字がきれいな方が当然読みやすいですが、最も重要なのは、「相手にちゃんと伝えようとしているか」が字の書き方から伝わってくるかどうかです。
・修正は極力少なく、丁寧に。修正ペンや修正テープは必ずしもNGではありません。しかし一部の面接官はマイナス評価をすることもあります。修正をすることがあっても、極力少なく、かつ、修正液や修正テープでゴテゴテにしてしまい、読み取りにくくなることはないようにしましょう。
・記入欄は「空欄」はないようにしましょう。印鑑の捺印や、写真の貼り付けも無いように。書き忘れ、捺印忘れ、写真張り付け忘れ、と受け止められた場合、マイナス評価にしかなりません。
■日付の記入
郵送時はポストへの投函日、持参の場合は面接日を記入しましょう。基本的に西暦でも和暦でも構いませんが、和暦の場合は、平成をH、令和をRなど、なるべく略記はしないようにしましょう。また、西暦や和暦は、自分の経歴欄と揃えるようにしましょう。
■名前・住所
名前は姓と名前の間は少し開け、区別がつくようにするとより親切です。また、名前・住所共にフリガナはきちんと振るようにしましょう。
■印鑑・写真
印鑑捺印欄、写真の貼り付け欄がある場合は、しっかり押印・写真張り付けしたうえで提出しましょう。印鑑や写真の欄があるのに抜け落ちていたら、面接官としてもマイナスな評価をせざるを得ないでしょう。特に何人か候補者がいる場合は、丁寧に書いてきてくれた方を採用したくなるものです。
また、規定のサイズ(3×4cmサイズが一般的)の証明写真を使うようにしましょう。写真は正面で表情がわかるように、また、なるべく服装も整ったもので撮影するようにしましょう。襟元がヨレヨレだったり、タオルを巻いていたり、清潔感の無い服装だと、印象は悪くなってしまうものです。また、帽子などもかぶらず、無帽で撮影するようにしましょう。
■電話番号/メールアドレス/連絡先欄
電話番号は市外局番から記入しましょう。複数持っている場合は、連絡のつきやすい電話番号に。合否連絡もその連絡先に行く場合もあるので、一番連絡がつくものにするようにしましょう。携帯電話がある場合は、それのみでも構いません。
メールアドレスも電話と同様、連絡がつきやすく、よく見ているものにしましょう。携帯のメールアドレスはよくみるが、記入は学校など他のメールアドレスにしてしまい、連絡がつかない、というケースも少なくありません。
連絡先欄には、緊急連絡先など、自分か自分に近しい人(親など)で、連絡がつきやすい番号を書くようにしましょう。
■学歴・経歴
まず初めに、1行目の中央部分に「学歴」と記入しましょう。
そして2行目から、小学校の卒業年月、3行目に中学校の卒業年月を記入。入学年月は不要です。
また、高校からは入学年月・卒業年月の両方を記入しましょう。その際、「同校卒業」や「〃」の記号を使わずに正式名を書こう。また、「高等学校」を「高校」と略すのもよくありません。
また、大学、短大、専門学校、高専、高校は学部、学科、専攻名まで詳しく書くようにします。現在在学している場合は在学中であることも記入しましょう。
学歴が終われば、一行空けたうえで、あらためて中央部分に「職歴」と書き、区別できるようにしましょう。
開始・退職年月ともに記入。アルバイトも職歴に含めるので、アルバイト歴も記入するようにしましょう。また、特に職歴がない場合は「なし」と記入し、空欄にならないようにしましょう。
■免許・資格
応募職種に関係のあるもので、重要度の高いものから記入するようにしましょう。職種に関係ない免許・資格であっても念のため記入し、資格取得に努めたことがしっかり伝わるようにしましょう。また、特に、仕事に関係のある資格の場合、資格取得に向けて勉強中であれば「XX月にXX資格を受験予定」と書くのも〇ですね。
■志望動機・自己PR
志望動機欄には「なぜそのバイト先で働きたいのか」を伝わるように書きましょう。もちろん、「給料が良い」「その仕事ならばできそう」「家から近い」などの理由もあるでしょうが、バイト先の面接官の立場に立った時に「自分のことしか考えてないな」と思われないようにアピールできるようにしましょう。例えば、「家から近い」ならば、「家から近いことでお見せに貢献できそうな点が二点あると考えました。1.積極的にシフトに入ることが可能。2.移動時間などが長くならないため、長続きできる。」などといったものです。
また、自己PRはなかなか書きづらいかもしれませんが、これも面接官の立場に立ってイメージしてみましょう。面接官の立場からすると、「しっかりまじめに仕事をし、会社・お店に貢献してくれそうか」を判断したいものです。それを踏まえると、「これまでのバイト経験や学校生活、部活などで得た自分の強み」を書くと良いでしょう。
■本人希望欄
シフトには入れない曜日や時間が定期的にはっきりしている場合などは、しっかり書くようにしましょう。
■ガソリンスタンドの仕事を探そう
以上、ガソリンスタンドスタッフとして働くに当たり、履歴書の書き方をご理解いただけたと思います。
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